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精霊伝説:波紋を斬る者 ヴェル、災渦の日記 (+カヤ・ボーフォートのセルフォリーフの日記、アンジェリカ・ラッセルの偽島探検記+イシュケ、翠祀)
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隊商護衛も2回目となると要領がわかってくる。
俺達は少し隊商から離れて警備に当たることにした。
レグが精霊を使えること、いざとなったらすぐに駆けつけられること。
それにアルベルト達も監視されているとそれはそれで不自由と感じたこと。
理由はいろいろあるが、とにかく、俺とレグにとっては都合のいいことになった。
 
今日の夕食も俺が水を汲んできて、レグが準備。
できたものは俺達でも食べられるもの。
さすがに宿と違って味付けはシンプルになってしまうが、それでも俺にとっては十分だ。
 
そう。
食事はいいんだ。
いいんだけど、何故かレグが考え込んでるみたいだ。

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アーベルと別れて宿に戻ってきた。
久々の宿でほっとする。
今回の依頼はかなり楽だったけど、それでも戦闘のあとは血の臭いが残ってる。
女将は気にならないのかな?
俺は海の見える部屋に入って、シャワーを浴びた。
水霊が遊びに来て俺の髪をつんつんしている。
 
 
髪についた水をタオルで拭きながら部屋に戻り、服を着替えるとさっぱりした。
また服の洗濯をお願いしないと。
服を抱えて下に下りて行くと、女将は何やら帳簿をつけていた。
 
「これお願いできる?」
 
「はいはい。あずかりましょ。ところでヴェルさん?」
 
「ん?何?」
 

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川の流れる音がする。
川沿いのキャンプは危ないんじゃないかとレグが言ったけど、俺が問題ないと説き伏せた。
レグはさっきから料理の準備している。
アーベルもそんなに料理は得意じゃないらしく、普通の携帯食を食べるつもりだったらしいから、レグの料理に同意した。
おかげさまで今日の野営はそんなにきつくない。
豆とか香草などを入れ込んで何かスープ状のものを煮込んでいるみたいだ。
 
俺は何となくうれしくなって見張りをしながら歌を歌ってた。
子どもの頃に憶えた歌。
レグは不思議そうな顔をしている。
そりゃレグの言ってた歌い手さんほどうまくはないだろうけど、アーベルの顔を見ている感じだとそれほど下手じゃないはず。
 
空が赤くなって、やがて暗くなり始める頃にレグの料理ができたらしい。
お皿に盛ってみんなで食べる。
 
「ヴェルさん、歌上手なんですね。不思議な歌でしたけどヴェルさんの国の歌なんですか?」
 
アーベルはちょっとお酒が入って陽気になってるみたいだ。

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連れのレグさんに絵がつきました。
ひゃっほーー!!
(自分のことのように喜ぶ)

精霊では第二回更新からレグPMのようかんさんと一緒に日記を書いてます。
(第二回に001を書いたので、更新一回分ずれてますが)

だいたい大まかなプロットと会話の流れは私が考えます。
それを元にレグさんの個別行動とかレグさんの台詞はようかんさんが考えます。
私が書くとどうしてもヴェルが主役でレグさんがサブキャラっぽくなってしまうので、ちゃんとレグさんとのW主役になるようにレグさんの固有時間を作りたいとは思っています。

前回の004では私の最初の設定ではヴェルは海から直接宿に戻り、次回の仕事はレグさんにお任せでした。
その大元のプロット提示した時に、ようかんさんに提案したのは、
 ・レグさんはヴェルにあってから精霊協会と宿ぐらいしか行ってないので、たまには違うことする。
 ・帰り道でレグとヴェルは会ってもいい。
 ・あとは細々した台詞埋め
ヴェル側視点で大事なのは
 ・ヴェルが聖域に行くこと
 ・レグの夢にアレが出てくること。

そこからようかんさんに意見出してもらってひねってあんな日記になっています。

ちなみにプロットにて台詞はこんな感じで指定します。

「今日は其方に会うのみじゃ。だが、明日からは其方の力を貸してもらいたい。」
「(何者だ?というような台詞を。精霊であることに半ば気づいています)」
「妾は名乗る名を持たぬ。今日は声を届けるだけで妾にも精一杯。明日また会おう。」

真ん中の台詞がレグさんの台詞になります。
そこで台詞を考えてもらっている感じ

あと最初のお約束として、同じ現場に複数の人が居ても、人によって憶えていることが違う。
だから片方の日記に書いてあることがもう片方の日記に書いていなくてもいい。
話がつながっていれば細かい台詞とか飛んでもOK
その方が自然。
ということでレグさんはもっと喋ってもいいのよ?
レグさん喋ってるのにヴェル聞いてないというひどい状態になるけど。

レグさんが何をしているのか細かいところは更新直前まで私は知らないのでちょっと新鮮。
ようかんさんは私の日記を読む醍醐味が薄れているかもしれない(更新前提示だから)


ちなみに精霊を始める前の互いのキャラ作りから聖域のイメージはあって、聖域はここをイメージして書いています。
http://travelhack.jp/2012/07/23/marble-cathedral/

次回は野営だぞ!
野営だと固有時間が作りにくいのが玉に瑕。
まぁ似たようなことを別視点で書くもいいでしょう。

さて、野営のイメージはどうしようかな。
この辺りから想像力をもらおう!
http://travelhack.jp/2012/08/30/world-exploring-photo/

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久々に宿に戻ってきた。
俺は海側の部屋に部屋を移動した。
いない間に女将が部屋の清掃をしてくれていて、どの部屋も同じぐらいに片付けてくれていたので。
真下は女将の部屋らしく、少し気を遣わないといけないが、海の香りが今は恋しかった。
 
白い窓をあけると広がる青い海。
夜風が気持ちよくて、少し湿った潮風が心地よい。
 
前回の仕事で心身ともに疲れた俺たちは、明日一日ゆっくり休んで、明後日から新しい仕事を請けることにした。
レグはこの休みをどうするんだろう?
俺はもう決めているけど・・・。
 

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俺たちはアルベルトという人間の隊商を守っていた。
アルベルトは明るい奴だが、人間だ。
肉を食う奴は何故こんな臭いがするんだろう。
それに今日の昼間助けたフーゴという奴。
こいつは文句なしの人間だ。
こいつの荷物を取り返す?
俺一人だったら間違いなく、「冗談じゃねぇ!契約以上の仕事をする気はねぇよ!」と、突き放していたところだ。
だが・・・・こうやって人と関わりあうことを避けているせいで、俺は何か大事なことを見失っているかもしれない。
それがここ2年の放浪で俺が何も得られなかったことに対する反省だ。
今の俺にはレグがいる。
レグはもちろんフーゴの荷物を取り返すことをあっさりと受け入れていた。
その姿勢が俺に欠けているものなのかもしれない。
だから、ここは我慢だ・・・・。
 

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終わった。
精霊協会での初戦闘は比較的あっさり終わったといってもいいだろう。
幸い相手は合成体で思いっきり打ち砕くこともできた。
中に入っていた精霊達を傷つけてなければいいが・・・・。
 
俺の傷はレグが戦闘中も何度か治してくれた。
笛の音が俺の耳に届いたと同時に傷がみるみる塞がっていくのは驚きだ。
「レグ、さんきゅ。助かった。」
精霊兵を眺めていたレグがこちらを振り返って、目をパチパチしたかとおもうと
「こちらこそ。ヴェル、ありがとう。俺達初めてにしては良いコンビネーションだったな。」
と返してきた。
戦闘後にお礼を言いあうってのもいいものだな。
 
「さすがに、協会所属の冒険者さんが相手だと、この子達ではまだまだ歯が立たないわね。
でも、この子達にはいい経験になったわ。本当にありがとう。
これが約束の報酬よ。またよかったら、この子達の訓練相手になってあげてね。」
 
そういいながら、かすかに精霊の気配を漂わせたヘルミーネという人間から不思議な石をもらう。
何か・・・力を感じる。
精霊の欠片?
俺の左手で災渦が震えている。
何だろう。ひょっとして・・・・
 
隣を見るとレグも精霊石の欠片をじっとみていた。

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