精霊伝説:波紋を斬る者 ヴェル、災渦の日記
(+カヤ・ボーフォートのセルフォリーフの日記、アンジェリカ・ラッセルの偽島探検記+イシュケ、翠祀)
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
祈祷を終えて、そして助言をアンジェリカと母様に告げる。
これで二人は完全に折れた。
私を一人で行かせるしかない。
召喚と魅惑の力を持っている二人とこれ以上一緒にいてはいけないのだから。
「これを持って行って。」
そういってアンジェリカが魔石を渡してくれた。
これをどれだけ大事にしていたか知っている。
フローラさんからもらった紫苑の花。
それを石に封じて魔石としていた。
「いいの?」
「うん、ケサちゃんやフローラお姉ちゃんに通じる人が来ているかもしれないし。
これが何かの力になるかもしれないから。大事にして。ちゃんと持って帰ってきて欲しいけど。」
「うん、わかった。」
そして、私も大事なものを一つ思い出した。
大事なお守り。
綺麗な白い羽根はピリオーザさんがくれたもの。
持って行こう。
私の心の支えになってくれるだろうから。
荷物はできるだけ軽量にした。
袋に詰めて背中に背負う。
母様は夕飯に私の好きなものをたくさん用意してくれた。
4人で乾杯して、いろんなことを話した。
そうして私の旅立ちの日を迎える0時まで話し続けて・・・・
「今日行きます。きっと一年後に帰ります。」
その言葉でささやかな宴はお開きとなった。
これで二人は完全に折れた。
私を一人で行かせるしかない。
召喚と魅惑の力を持っている二人とこれ以上一緒にいてはいけないのだから。
「これを持って行って。」
そういってアンジェリカが魔石を渡してくれた。
これをどれだけ大事にしていたか知っている。
フローラさんからもらった紫苑の花。
それを石に封じて魔石としていた。
「いいの?」
「うん、ケサちゃんやフローラお姉ちゃんに通じる人が来ているかもしれないし。
これが何かの力になるかもしれないから。大事にして。ちゃんと持って帰ってきて欲しいけど。」
「うん、わかった。」
そして、私も大事なものを一つ思い出した。
大事なお守り。
綺麗な白い羽根はピリオーザさんがくれたもの。
持って行こう。
私の心の支えになってくれるだろうから。
荷物はできるだけ軽量にした。
袋に詰めて背中に背負う。
母様は夕飯に私の好きなものをたくさん用意してくれた。
4人で乾杯して、いろんなことを話した。
そうして私の旅立ちの日を迎える0時まで話し続けて・・・・
「今日行きます。きっと一年後に帰ります。」
その言葉でささやかな宴はお開きとなった。
PR