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「お前、まだやるのかよ!!」
はい。もうちょっとだけ宣伝します。
(日曜に仕込んでいるけど、月曜公開にしておきます)
ここまでの宣伝で違和感感じた方いらっしゃいませんか?
「お前、文章のイベントだろ!いつまで下手絵をさらすんだ!」
↑
皆さんの心の声を代筆してみました。
そうですよね。
そりゃそうですよ。
だから、レンタルでSS+挿絵にしてみたよ!
そんなアンジェリカPLが主催する文書コミュの第二回イベントの第一部は第17回更新です。
第一部への参加は事前申請が必要です。
第13回更新~第15回更新結果でコミュメッセやアンジェリカへのメッセージで参加表明してください。
第13回ってことは次回からってことですよ。
次回からですからね!
(大事なことなのでry)
追記にレンタルのSSとか
玄関のほうからかすかな音がして、僕は目が醒めた。
一昨日ファルと雪合戦をして(というより、ファルに一方的に雪球をぶつけられて)、昨日から僕は風邪を引いて寝込んでいた。
朝の光が少し眩しい。
また、小さなノックの音が。
どうやらファルは気づいていないらしい。
まだ少し体がけだるいけど、熱は下がったようだし、僕はベッドから起き上がった。
「どなたですか?」
「あれ?リルさん?アンジェリカです。」
扉を開けると、1Fに住んでいるアンジェちゃんがお鍋を持って立っていた。
「リルさん大丈夫なんですか?昨日ファルさんからリルさんが熱を出して倒れたって聞いてたんですけど。」
話を聞いてみると、ファルがアンジェちゃんに病人食を頼んだらしい。
(確か、アンジェちゃんは料理が出来たはずだ)
「そっか。ごめんね。気を遣わせてしまって。」
「いえ、いいんです。それより少し温めたいので、お台所をお借りしてもいいですか?」
「ありがとう。助かるよ。」
そういって、僕はアンジェちゃんを台所に案内して・・・・絶句した。
そこには黒焦げになった鍋、鍋、鍋、鍋、・・・・
家中の鍋がまっくろ焦げになってそこにあった。
僕が唖然として突っ立っているのを避けて、台所を覗き込んだアンジェちゃんはくすっと笑った。
「リルさんは今寝てました。台所なんて見てません。
私はドアが開いていたので勝手にお部屋に入った。オーケー?」
「えっ」
彼女の言っている言葉の意味がわからない。
そしたら、アンジェちゃんは少しまじめな顔をして、こういった。
「あのね。
女の子の隠れた努力は知らないままでいてあげる方がいいと思うんです。
だから、リルさんはこれを見ていない。
リルさんはずっと眠っていたんです。
そうしておいてくださいね。」
「あっ」
さすがに病み上がりの僕にも彼女が何を言いたいのかわかった。
まだ少しふらふらするし、寝室に行くように言われた僕は言われるままにもう一度寝ることにした。
だから、起きた時に台所に乾かしている洗ったばかりの鍋がたくさんあったけど僕は何も気づいていない。
ファルが心配そうな顔をしてリゾットを持ってきてくれたとき、ファルは
「アンジェリカさんに作ってもらった。」
って言ったけど、僕はそのリゾットの半分はファルが作ってくれたんだって思うことにしたんだ。
だって、その何倍もの努力があったことを本当は知っているから。
でも、僕は何も知らないことになっているから、ここで話した内容はファルには内緒だよ。
お借りしたのは
ENo.2043 クリソベリルさん
ENo.1850 ファルシリア=ノーエンさん
中で出てくるアンジェリカはうちの子です。何、この自己満足。
実際のリルさんなら、他人のアンジェリカさんにまで迷惑かけたからってことで、ファルさんを怒って、ファルさんが泣いて飛び出して・・・・で、またこじれていると思いますが、このSSではほんわか風味に仕上げておきました。
次回からコミュ外からレンタルしよう。
ちょっとレンタルで文章書くのにブランクありすぎで怖いけど、そこはNANDEMO許可を信じることに。
(なお、この文章は1/17に仕込まれてました。公開は1/18だけどね。平日は時間ないの~)