精霊伝説:波紋を斬る者 ヴェル、災渦の日記
(+カヤ・ボーフォートのセルフォリーフの日記、アンジェリカ・ラッセルの偽島探検記+イシュケ、翠祀)
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一瞬で町を通り過ぎる。
アンジェ姉に手紙を書く余裕も無い。
ただ走り抜ける。
目的は「はじめて」に出会うこと。
地図と周りの冒険者の動向を見て決めた。
この世界の情報は一瞬で駆け巡る。
その中に火喰い鳥の民に関わるような噂はない。
ならば・・・・「はじめて」のことに積極的に踏み込んでいくべきだ。
そう考えた。
無茶かもしれない。
負けるかもしれない。
無謀だとしか思えない。
それでも・・・・
「はじめて」に慣れておかなければ。
アンジェ姉に手紙を書く余裕も無い。
ただ走り抜ける。
目的は「はじめて」に出会うこと。
地図と周りの冒険者の動向を見て決めた。
この世界の情報は一瞬で駆け巡る。
その中に火喰い鳥の民に関わるような噂はない。
ならば・・・・「はじめて」のことに積極的に踏み込んでいくべきだ。
そう考えた。
無茶かもしれない。
負けるかもしれない。
無謀だとしか思えない。
それでも・・・・
「はじめて」に慣れておかなければ。
最初の1ヶ月は準備期間。
そのあとは未知の場所、未知の何かを探しに行く。
だからこそ・・・・この準備期間にも「はじめて」のチャンスを見逃してはいけない。
誰も立ち止まったことのない場所。
誰もいない場所。
誰も行ったことのない場所。
この先も切り開いて行かないといけないのだから。
炎と共に私は進む。
この先に未知がある。
未知に会う為に町を駆け抜ける。
・・・・・ふとムスクの香りがしたような気がした。
「ひょっとして、ぱなどさん?」
近くにいるのかもしれない。
だけど、探している時間はなかった。
走って走って、ようやく目的地に着いた。
おそらく同じ目的を持っているであろう人たちがたくさんいた。
平原
ここに来てから森→砂地→森と抜けてきた。
平原ははじめてだ。
カヤ「ここなら出来るかも。」 |
青い花を集める。
集めて火の力を借りて香りだけを取り出す。
ラベンダーのような香り
仄かに香る。
しばらくはこの香りをこの身につけていよう。
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