精霊伝説:波紋を斬る者 ヴェル、災渦の日記
(+カヤ・ボーフォートのセルフォリーフの日記、アンジェリカ・ラッセルの偽島探検記+イシュケ、翠祀)
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薄い水色の髪がふわっと舞い落ちる。
肩が、胸が上下する。
荒い息
乱れた呼吸
上気した頬
はっとするほど綺麗だけど、苦痛に歪んだ表情が空気を凍りつかせる。
そんななか響くうるさい声
綺麗な顔がさらに歪む・・・・
もう見ていられない。
「氷彌さん、無理しないで。多分そのままでもそのこ使えるから!」
氷彌さんは少し疲れた顔でこちらを見ると、こくりと頷いた。
新しく捕まえたペット・・・・・赤い目をしたガーゴイルを氷彌さんに預けたけど、どうしてもうまく憑依できないみたい。
氷彌さんはとても辛そう。
「仕方ないですね。それは私が吸収しましょうか?」
緋魅がそう言って気がついた。
遺跡外ならペットを合成できる人がいるんじゃないかって。
「氷彌さん、休んでいてね。緋魅、そのガーゴイルお願い!」
そう言って私は市へと走った。
合成獣の異能を持つ人を探して・・・
『26日目の日記
不思議な雑草を倒して、眼鏡の人から食材とアイテムを買った。
そのあと、ガーゴイルを捕まえ』
(ここでページが破られている。何かが暴れて引きちぎったような跡がある)
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